IE9ピン留め

両極端に

今朝方は
寝たのが3時

今日も仕事だというのに

やっちまった・・・--;



本を ついね 手にしてしまった

最初に読んだのは

『神さまのカルテ』 夏川草介

信州の松本の地域医療現場で働く若いお医者さんのお話

ちょっと変わったお医者さんの目線で
病院のこと
妻のこと
患者さんのこと
友人たちのこと

もう涙ぽろぽろ

夏川さんは本当のお医者さんなんだって!

平易な美しい言葉で気取らず 淡々を紡がれる物語は
読んでいる途中に
そして
読み終わったときに

ああ・・人間として生まれてよかった
誰かを愛することを知る人生でよかった
生きてるっていいなあ

そんな風に心が澄んだ空に向かって開かれていくようなそんな本でした

これはお薦めです



で・・
つい波に乗って 次の本に取り掛かったのがまずかった

こちらは
「ストロベリーナイト」誉田哲也 (ほんだ・てつや)さん

警察ミステリーなんだが・・・
そう
文章も上手いし 読み応えは充分
息をつかせぬ展開や伏線にどうにも途中では止められません

しかし
警察小説?なので当然事件解決の話しなのだが
その事件そのものが
あまりにむごくて
あまりに哀しすぎて
あまりに痛ましくて

読みながら体が緊張してたんだろうね
読み終えたときには肩がバリバリ 
手足はベッドに入っていたにもかかわらず
ひんやりと芯から冷えて・・・


「神さまのカルテ」が生きる喜びを与えてくれたことに対し
「ストロベリーナイト」は暗黒の世界に独りきりで
 放り込まれたような孤独感と虚無感に包まれてしまった 


二度と読まないだろうと思うけど
心に刻まれた 残酷なシーンはなかなか消えないだろうと確信できる

もちろん
作者が残酷な場面だけを書きたくてこの小説を書いたのではないのは
よくわかる
(不思議とそういうのって わかるもんだよね
 書き手の微かな狂気ともいえる部分って案外書かれたものに現れるから)
社会の片隅で確かに起こっている
理不尽で残酷な事実への怒りをこそこの作者は持っている
だからこそ
必要な場面でもあったのだとは思う

最後まで読み手を引き付ける上手さもあるし

内容によってはまた読んでみたい作者ではある
でも
事件がどんなものかでは やっぱり読みたくないや・・・



今日は
少し心穏やかになる本を読もう

# by nayub1 | 2010-01-06 12:58 | 本・コミック

うわ~ん

気が付けば
今日はもう 3日!!!

ってことは
明日から仕事やんっ(って、なぜか関西弁)

元旦に実家に行っただけで
後はずっと おうちで過ごした

大雪が降ったせいもあるけど
いや~
お家でのんびり過ごせて幸せだったなあ~

昨日の夜は
読まずにとっておいた新しい本をついつい手にしてしまった

ちょっとだけにしよう・・

そう決めたのに
夜中まで読んでしまった(やっぱり・・)

恩田陸さん「三月は深き紅の淵に」

実はこの本は買おうか止めようか迷ったんだよねえ

そして読み終えた後
う~ん・・・

なんだろう

確固たるものと信じている私の心象風景が微妙にずれていく感覚
ずれていくというより
歪んでいくような居心地の悪さ
それも
微かに微かに感じる違和感とでも言おうか

度の合わない眼鏡をかけた瞬間に
いつもの見慣れた風景がぐらりと揺れ、歪み、不安を感じる
そんな感じを受けるのだ

なのに

「ああ・・わかる・・知ってる・・この世界知ってる・・・」

私の心のどこか奥底でそんな思いが立ちのぼり
うっすらと靄がかかるように次第次第に
確かだと思い込んでいた現実世界が揺らいでいく
そうして
恩田さんの世界にいつしか引きずり込まれ
侵食され酔っていく

だから最後まで読まずにはいられない


この本はシリーズと言ってもいいのかもしれない

『麦の海に沈む果実』
『黒と茶の幻想』
『黄昏の百合の骨』
と続くのだから

最初に読んだのは『麦の海に・・』だ
私の文章力では到底伝えられない衝撃的な内容だった

あらすじは思い出せるし話せるが
そういう表面的なことではなく
もっと根源的な恐怖と切なさと哀しみが
もう一年以上も前に読んだのに
日常生活の何気ない出来事のふとした折に
まるで腐敗臭のように恩田さんの現したその世界が立ち現れるのだ

『黄昏の・・』も同じだ

私にとってこんな本は初めてかもしれない


恩田ワールドに侵食される怖さは
いつしか淫靡ともいえる悦びにスライドしていき
私は毒される感覚に溺れていく




う~~ん
それでも読みたくなる恩田ワールド

次は
『黒と茶の幻想』 買わねば・・・


# by nayub1 | 2010-01-03 11:46 | 本・コミック

伝え合うこと

月日の流れが 驚くほど速い


私たちはまだ一緒に暮らしていない

近くに住んでもいない

それでも
互いに時間を見つけては話す


これがメールだけのやり取りだったら
互いをここまで理解し合えたどうか


人は五感を駆使してコミュニケーションを取っているんだなあと
しみじみ思う

面と向かって言葉をやり取りしてると
自分の発した言葉も
相手の表情や言葉の微妙なニュアンスで

「あ・・上手く伝わっていないな」とか
「ちょっと納得してないな」とか

大抵はわかるものね

だから
言葉ではない相手の言語を聴き取り
自分の言葉の不足分を補えて
互いのコミュニケーションがとれるんだろうね


だから私たちはなるべく電話で話をする

そうするとね
メール(テキスト)では単純な「うん」という言語が
時には
「ううん」という否定語であったり
「それは、ちょっと・・」という躊躇であったりすることが
よくわかる

嘘をつくとかそういうことではなく
答える本人にも 肯定でも否定でもない微妙な気持ちの時ってあるわけで
そんな時
五感を駆使してのコミュニケーションでは
ごく自然に言葉を交し合い
互いの気持ちが納得するまで気持ちを交換できる

でも
メールだけだと
かなりしっかりと自分の気持ちが読めてないと
相手に正確に伝えられないなあって思うんだよね

今は電話というコミュニケーション手段を主にしてるから
私たちは特に言葉を大切にする
相手の息遣いや言葉の温度を全身を耳にして
言葉だけでは伝わらない相手の気持ちを聴き取ろうと努力する

相手の言葉を受け止めた瞬間瞬間に変化していく気持ちを
大きく取り違えてしまうことのないように
一生懸命に互いに関わろうと努力する

「分かり合う」っていうのは
「解りあえる努力を続ける」ってことなんだ

長いこと一緒だから
いつもそばに居るから以心伝心なんだ
言わなくもわかるんだ

そういう部分も確かにある
言葉にしないボディランゲージを通して通じ合うものってたくさんあるから

でもね
そこで慢心してしまったら
日々変わりゆく心を捉えきれなくなる

そんな気がする

自分の気持ちも
相手の気持ちも
思い込みだけでは互いを理解したとはいえないから
慢心してしまったりしたら軌道がずれていくから
そういうことを長い人生の中でいやと言うほど経験したから
丁寧に丁寧に言葉を紡ぎあう

そうして紡いできた言葉は
かけがえのない時間となり
寄り添いあう人生を創り出してきた


大切な人と通じ合うために
私は今年も 全身を耳にして
ありったけの言葉を見つけながら
今年も一日一日を過ごしていこうと思う


今年も 互いに 自分と相手を大切に
時間を 人生を 紡いでいこう

# by nayub1 | 2010-01-01 09:55 | 心模様

プレゼント

今日はクリスマス

朝をワクワクと待てる平和な子ども達がたくさんいるといいな


すでに大人な私にプレゼントはない

ないけど
私は少し前に最高のプレゼントをもらったんだ


 *********

先日ある時計メーカーの腕時計をお店で見て
もう一目ぼれ

その場で買おうかと思ったんだけど
珍しく
「これ、プレゼントでもらいたいな・・」との想いが出てきた

さっそく
時計の型番を含めてそのことを話すと
間髪をいれずにネットで調べてくれた
そして
「ああ。すごく素敵な時計だね
きっと絶対によく似合うね」とまず誉められた

んふふふ

私の満足度は 5 上がった 


そして

「自分で買おうかとおもったんだけど・・プレゼントしてほしいなって思ったんだ」と
正直に伝えると

「プレゼントしてあげるよ

いつかきっと

だからそれまで待っててね」

その言葉を聞いた瞬間

ぐぐぐぐぐっ

パッカーーーーーン!!!!


私の満足度が限界を超えた音(笑)





そう
決して買えない金額ではないけれど
今はそうしたことにお金を使う時期ではないの
それは
私とて重々承知のこと

どうしても今回欲しいわけではなく

「買って欲しいの」と感じた その私の気持ちを伝えたかったんだ

正直に伝えられたのは
相手が決して無理をしないだろうとわかっていたからだなって思う

もし、私のために今無理をしてしまうと思ったら
絶対にこの話はしなかっただろう。

自分の状況を冷静に判断し
きちんとその状況と 想いを伝えてくれる人だとわかっていたからこそ
私は私の気持ちをまっすぐに伝えられたんだね



私は基本的に 何か買って欲しいとねだることはない

私の中で線引きしたある金額があり
それをこえるものは 自分で買う、と決めている

なぜなら
金銭的に高価なものをいただくのは
たとえどれほど親しくても
(友人はもちろん、夫婦でも、恋人でも、親子でも)
いただく私自身が負担なの

かつて
たくさんのプレゼントをくれる人がいた
どれほど
いらないと言っても「買ってあげたいから」と下さった
でもね
正直、そうしたプレゼントが増えるだけ
私はその方に負い目を感じるようになった
お洋服も
お食事も
いつもその方が出してくれた
私には決して出させなかった

そうして


別れの時
「あんなにたくさんいろんなものを買ってあげたのに」と言われた



そう言わない人もいるだろう

でもね
自分で働いて得たお金であればあるほど
その使い道って覚えているもんだよなって思う


今回
互いの気持ちを伝えあい
想いをもらえて
しみじみ思ったのは


ああ、プレゼントって
物じゃないんだ

物自体が重要なのではなく
それに載せられた気持ちこそがプレゼントの本質なのだ、ということ


形に残るプレゼントは今回ないけれど

あったかい
満ち足りた想いに包まれた

それって
最高のプレゼントだよ



こんな素敵なプレゼントをもらえた私は 最高に幸せだって感じたよ


ありがとう









# by nayub1 | 2009-12-24 13:40 | 心模様

言い合い

先日 上の娘と衝突した

きっかけはある番組を見ていて 私がきつい物言いをしたこと

それを聞いた瞬間
上の娘がぴしゃりと言った

「お母さんの その言い方 嫌だ!
どうして 「いつも」そう言い方するの?!」

娘の声は固く ぐさりと 私の胸に刺さった

 「そういう言い方」だと??
 「いつも」 だと?

猛然と怒りがこみ上げてきた

それでもそのまま怒りを出すのはちがうだろうと辛うじて自分を抑え

少し時間を置きたかったので
しばらくは夕食の食器を片付けたりしながら(でも思いっきり乱暴に洗い物したし)
自分の心に問い掛けてみる

しかし怒りの方が強かった

「娘が出て行かないんなら 私が出て行くっ」とか
「嫌いなものを嫌いと言って何が悪い」とか
「何が「いつも」なんだ?」とか

怒りがただただ渦を巻いてる感じ

「もう、いいっ 金輪際 娘とは話すものか・・」と思った時
「でも・・このままうやむやにしてはいけないんじゃないんか?」と別の声が生まれる

しばらくは
台所の椅子に坐ったまま 考える

「やっぱり話そう」そう決めて
下の娘がお風呂に入ったのを潮に 上の娘に声をかける

「さっきの あなたの言葉は やっぱり納得できない。
私は これこれのことが頭に浮かんだから 嫌いだと言ったんだよ。
言い方は 確かにきつかった、と思う。
でもあなたの言い方に、お母さんもショックだったよ」と

しばらく
「もう、いいよ」と煮え切らない娘の対応だったけど

「母親の影響って大きいんだよ・・」
「小さいときから お母さんの考えを聞いて育ったけど
時々 それが苦しくなっちゃうんだよ・・・
気が付くと お母さんと同じように 物事を見てる自分に気が付くから・・」

そう、ぽつりぽつりと話してくれた


「そうかあ・・・」


その時の話は それでお終いにした。




これは 私の言い方云々の問題ではなく
娘が娘の中で消化していかないといけない「親からの自立」という問題だから



21歳、まだ 自宅から出られない娘
誰よりもそのことに対して 負い目や引け目を感じているは 彼女自身だ

でも
心はようやく自立に向かってるんだ、と感じた

ここでいう自立って単に経済的に自立でするということではなく
心の自立のことだ

子供にとって
幼い時は 絶対的な存在だった親、だったものが
親の姿、考え、言い方 全てに反発を感じたり 嫌悪を感じたりするようになって
その葛藤の中で苦しんだり悩んだりしながら
子供は 自分自身というものを 再構築していく

思春期によく「反抗期」と呼ばれるけれど

これは年齢には関係ないようなきがする

従順な娘が 60歳になってようやく
親から精神的に独立することだってあるわけなのだから。


娘は言い方は拙かったし 私も傷ついたけれど
彼女はすこうし 自分自身を創り始めているのかもしれないって

ささやかな言い合いの中から見えたのが 嬉しい


親から教えられた 規範に疑問を感じたら
壊してもいいんだよ

あなたは あなたの道を行かなくてはいけないのだもの

一晩たち
怒りが収まると
昨晩の言い合いの中から見えた娘の姿に ある意味 喜びを感じたのは事実だ

親の影響って確かにとても強い
でも
絶対ではないんだよ

壊すことも莫大なエネルギーが必要だけど
がんばれ
諦めずに 私を越えていけ

あなたが
あなたらしさを見つける旅はようやく始まったばかり

あなたのペースで歩いていっていいんだからね


しかし・・
こうして言葉にしてみると
私の頭の中での怒り方
結構 幼稚な怒り方、だね(笑)


さあ、明日から二泊三日の研修だあ

楽しみだな^^





# by nayub1 | 2009-12-03 21:53 | こども等

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